毎年一個ずつ勉強だぁ

淡河での米づくりは3年目。
淡河で作るオーガニックな「おーごにっく米」。
一反の田んぼ1つと一反五畝の田んぼ1つをしている。
一年目、稲刈り(全て手刈り)&稲木がけ(天日干し)に2週間やり続けた。。。
二年目、草取りに手が追いつかず、稲刈りの時は草を刈ってからの稲刈りに散々だった。
三年目、今年は一反の田んぼの稲刈り&稲木がけ(天日干し)は、おーごにっく米のイベント含めてスイスイいい感じだった。
で、一反五畝の田んぼは「栄光」という在来種を初めて育てた。
分けつもいい感じで、背丈も高くがっしりとした米が育ったが、晩生(おくて)であることを育てながら学んだ。
晩生であること、台風などの天候のこと、日常生活のスケジュールのことなどで、やっと昨日から稲刈りが出来る状態になった、と思って刈りはじめた。

がしかし、先の台風でどっさり降った雨によって、田んぼの水がなかなか引かない。
ということをバインダーを入れて分かった。
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昨日はバインダーがスタックしてしまって、にっちもさっちもいかず引き上げるのに労力を使い果たした。
で、今日はぬかるんでいるところ(田んぼの土が低いところ)を避けて刈り進めようとしたところ、やはり田んぼの真ん中へんで再度スタック。。

前に、代かきをしている途中でぬかるみに牛が入りこんでへこたれる悲惨な状況を爺ちゃん婆ちゃんから聞いたことがあったけど、いくら機械とはいえ同じ様な悲惨な状況があった。
多大な労力をかけて機械を引き上げたけど、なんとか進むじゅるいところでは、自分も精一杯押しながら刈り進めた。
機械と人間が一緒になって働く。
牛と人間が一緒になって働くことと原理的には同じように感じた。

もう1つ分かったのが、ここ淡河の田んぼは水持ちがいい(良すぎる)ということ。
前々から水がなかなか引かないということは分かっていたけど、それを身にしみて感じた。
近所のお婆ちゃんと話す機会があったので、「こんな感じで大変なんですわぁ、あと一週間くらい天気が続いたらバインダーで入れますかねぇ?」と聞くと、「こんだけ雨がどっさり降った後やから、田んぼの底に水がいっぱい持ってて、なかなか引かへんやろなぁ、まぁ、何でも経験やぁ」という答えだった。

今稲刈りしている田んぼはバインダーでカリカリ刈って、稲木にかけて3日あれば終わるやろう、と高をくくって余裕な気分でいたが、そんななまっちょろい思いは打ち砕かれた。。
昨日と今日で刈れたのは5筋くらい。
それを稲木にかけて本日も終了。
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この分だと、天日干しして、脱穀・精米が終わるには今年いっぱいかかりそう。
まぁ、毎年いろいろあるわぁ、米づくり。
途中でスタックして、にっちもさっちもいかないときなど、もうこのような手作業による、これだけの田んぼの米づくりは辞めようかなぁ、とも思ったりしたけど、、、
いやいや、食づくりは職づくりよりも先に、生きて行くために基本的なこと。
「1つ1つが勉強や」と思い直し、ちゃんと無理無く米を作れるように経験を積み、体制を立てて、システムを作り、いい米作るぞ!!

今日一日の成果がこれ。色んな意味でここから始める、交じりっけなしの手づくりの米です。
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毎年一個ずつ勉強だぁ。勉強しながら、来年一年食べて命を繋いでいくことを確保される食べ物づくり。
それは生活を送る全てのことに対して、自分自身が判断を下せる判断基準になりえる確固たる行為です。

(ken)
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by perculkansai_ougo | 2013-10-30 20:32 | おーごにっく My 米づくり

日々のしかじか


by パーマカルチャー関西