今週末は棟上げ!?

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先日、実習コースのエキストラで多角形梁の地組が組み上がった。
写真では、一本の登り梁が束に掛かっている。
これと同じ形状の登り梁があと7本掛かり、それに棟木をかけ、棟上げとなる。
その棟上げを今週末に予定している。
細部を観ると、はっきり言って完成度が高いとは言えない。
刻み損じたとこ、仕口が甘いとこ、そういう所も所々、ある。
でも、皆でやったことと、素人がやった重厚感がそこにはある。
大切なことは「こんな僕でも出来るんだ、感」「皆と力を合わせれば、こんなこともできるんだ、感」。

パーマカルチャーは永続性(permanent)のある文化(culture)。
永続性、そして、それがある文化は何処から生まれてくるのか。。。
そこにはたくさんの要因を含んでいるのだと思うが、個人が生産性を取り戻す事、創造性を発揮していく事、そこにも大きな鍵が潜んでいる、と思う。
自分の命を自らの手で支えていく事、自分の生活環境を自らの手で整えていく事。。。
自分の手を加えるという事は、ある意味、自分人間一人が出来る限界を(またその可能性を)直に感じれるという事。そして、そうする事で、そこに自分の存在そのものが入り込み、だからこそ、
この世界に彩りを与え、自然がただの美しさの対象や搾取する対象ではなく、時に寛大に生命を支える糧を与えてくれ、生活環境を整える助けとなってくれると同時に時として、厳しさを生々しく与えてくれるものとなる。
それを実感として感じることで、自分の生が、それに関わる多くの生が、より永続性のあるものとなるよう努め、それの繰り返しが人間の欲求を、自然を破壊する事無く満たしてくれる文化というものを形づくって行く。。。

この棟があがった時に、それは建物以上の意味を僕らは与えられることを願っている。
願わくば、「僕らは自分と家族、仲間を支える環境を自らの手で創り出し、それを自らの手でより良いものとする事ができるんだ。自然に則したやり方で、僕らはこの生を支える事ができるんだ」
そんな感覚のきっかけになる事を願っている。。。

まだ、棟上げに向けて墨付け、刻み、準備する事は沢山残っている。
皆とともにそれを、精一杯やった先に、そういう感覚に誰もが出会う事を望んでいる。
(ken)
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by perculkansai_ougo | 2010-09-22 01:05 | Comments(0)

日々のしかじか


by パーマカルチャー関西