現代の荒廃地へ

現代を生きる僕たちが求めていること。生かされているということを実感したい、ということ。何かと繋がりたい、と願う。あなたがいるから私がいる、それを実感したい、ということ。あまりにもシステマチックに構成された世界で、自分に分け与えられた生命力を発揮する機会に乏しく、根源的なものと繋がり生かされているという感覚をもてず、自分の内なる声から遠ざかり、それを聞きたいと望み、それを表現したいと願う。
だから、僕らは荒野へ辺境へ出かけていく。そこではあるものが純粋にそれとして存在している世界。甘えも上辺の言葉も通用しないかわりに、しっかりとした、足を置くのに耐えうる信頼と重力のある世界。そこで改めて、僕たちは、自分の危弱さを思い知り、だからこそ今現在、存在しているという光と共に、自分一人のチカラで生きているのではなく、大きく、多くのものによって生かされているのだ、という感謝と共に繋がりの実感を得ることができるのだ。
大地とあなたと私は一つのもので、することは内なるものと繋がることだ、という実感をもつとき、どんなに気持ちよく安心できる感覚をもつことができることか。現代の荒廃地へ。そこを生命が満ちる地へ。 (ken)
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by perculkansai_ougo | 2010-03-22 02:09